ちょっとお出かけ
北国街道 海野宿
2006.05.21
軽井沢でのわんこパーティーが終わった帰り道、妻籠宿にも行こうと思ったがPoodyのことや明日は仕事ということもあり、妻籠宿は日を改めて行くことにして軽井沢から程近い海野宿に立ち寄った。
北国街道は中山道と北陸道を結ぶ重要な街道だった。佐渡で採れた金の輸送、北陸諸大名の参勤交代、善光寺への参詣でなど旅人の往来で賑わっていたため海野宿が設けられた。 明治時代になると宿場としての機能も失われ、宿場時代の広い部屋を利用して養蚕、蚕種業を営むようになり養蚕の村へと変わっていった。 明治・大正時代に建てられた蚕室造りの江戸時代の旅籠屋造りの建物が調和して残されていることから、昭和61年『日本の道百選』に、昭和62年には『重要伝統的建物群保存地区』選定された。
うだつ
『うだつ』は防火壁の役割を果たし『火返し』とも呼ばれ長屋造りの建物では戸ごとの仕切りとして造られたものだ。
散策を終え帰ろうと歩いていると、突然 Poodyが「ゥ〜ワン」と吠えた。何事かと見るとみやげもの屋の軒下に吊るされ、風に揺れている提灯に吠えていたのだった。