ちょっとお出かけ
日光
2005.12.03
日光二荒山神社 神橋
朱塗りの美しい橋は長さ28メートル、幅7.4メートル、水面からの高さ10.6メートル。昔は『山菅の蛇橋(やますげのじゃはし)』『神橋(みはし)』と呼ばれていた。奈良時代末に架けられたこの橋は神秘的な伝説から神聖な橋とされ、寛永13年現在のような橋に造り替えられてからは神事や将軍の神社参拝などの時だけに使用されていた。平成9年から平成17年まで修復工事が行われ、跳ね橋形式のこの橋は平成11年12月に世界遺産に登録された。
神橋の伝説
天平時代(766年)勝道上人一行が、霊峰二荒山(男体山)に祈願のため大谷川までたどり着いたが激流のため渡れず、上人が一心に祈念したところ右手に二匹の蛇を巻いた一人の神人が現れ「汝を彼の岸に渡すべし」と言いながら二匹の蛇を放つと、二匹の蛇は橋に姿を変え山菅を生やした。上人一行が橋を渡り振り返ると神人も橋も消えていた。
輪王寺 参道横の御旅所
御旅所の横には日光東照宮百物揃千人行列などで使用する馬専用の道がある。
門前町の羊羹店
軒下に屋号を表しているのだろうか 菱形の枠の中には猫もいる。
眠り猫を模しているのだろうか とても美しい。