一日だけになるかも日記

2006.02.28

近所でいろいろな工事が始まった。　住宅の内装工事、給湯器の工事、ガレージの工事
いつもは、静かな住宅地にいろんな音が響く。

Poody は大人しく、滅多に吠えることはない。しかし、いつもと違うものには敏感だ。
ワンコなんだから当たり前と言われればそれまでだが、近所のいつもと違う物音や
散歩に行っても、見慣れない物があると、いつもはおっとりしているPoody が一変。
けして吠えたり唸ったりはしないが、警戒し観察モードスイッチをいれる。
そして、少しずつ近づいていき、それが一体何なのか確かめずにはいられないのだ。

田んぼ道に置いてある農機具のカバーが風に揺れていても、確かめるまでは警戒を解かないし、
向こうから見慣れない物を持った人がくれば私が挨拶するまでは、警戒している。
Poody は納得できるまで観察をするのだ。　Poody がいてくれたお陰で、主人が出張で
何日か留守をしたときも、心細さを感じずにすんだ。
Poody は我が家の可愛いガードウーマンなのだ。

2006.02.23

Poody と大洗海岸に行く途中「鴨汁そば」の看板をみつけた。
鴨汁そば？？何だろう、食べてみたいと思いながら中央分離帯の向こうの看板を見送っていた。

初めて白河市に行った時、小峰城公園で Poody がジェイク君と出会って思いっきり遊んだ後、
立ち寄ったそば屋の品書きに「おすすめ　鴨汁そば」とあった。
鴨汁そばの看板を見つけてから、6ヶ月目にしてようやく、食べられることになった。
「鴨汁そば」は、「盛りそば」を鴨、白ねぎなどの入った、少し濃いめのあつあつの汁で
食べるものだった。　ゆずの香りが効いてとても美味しかった。

以前、行った福島県大内宿の「ねぎそば」は白ねぎが1本のっていて、お箸の代わりに白ねぎで
そばを食べるというもので、昔から祭りや婚礼などの祝い事に招いた客を持て成すために
出されていた料理だという。
岩手県盛岡の「わんこそば」も地主の家で行われる、田植え、稲刈りの宴会、祭りや婚礼の客に
蕎麦を出していたが、一度に蕎麦を美味しく煮あげるのは10人前が限度。そこで、10人前を
100のお椀に分けたものを客が食べてる間に、次の蕎麦を煮あげては客に食べさせるように
考えられた料理だということだった。
今まで「お蕎麦でも食べようか」と手軽に食べるものとして、感覚的に捉えていたが
昔から、蕎麦は重要な食材だったのだと、改めて感じた。

以前住んでいた大阪は「うどん」の店が多かったがこちらに来てからは「美味しい蕎麦」の店が
たくさんあって、蕎麦好きの私にはとても嬉しいことだ。

2006.02.07

Poody はリードを家族以外の人が持つとジャンプして、リードを銜え引っ張る。
リードを持った人が犬好きの場合、おおよその人が、Poody が喜んで遊んでいると思うようだが、
実はそうではない。　Poody はリードを取り戻すためジャンプし、リードを銜え引っ張る。
「リードを返して」と言っているのだ。友達のわんことも一緒に遊ぶし、人にもなついて
一緒に遊んでももらう。それでも、リードを持たれるのはイヤなのだ。

どこかに連れて行かれると思うのだろうか？　リードを他の人が持つことで私たちと
離ればなれになるのではとの不安がそうさせているのではないだろうか。

Poody は一人で留守番したり、私が家の用事をしていているといつの間にか、私のスリッパを
咥えて持っていき、抱きかかえて眠っている。　テレビを見ていても、PC をしていても
足元に来て身体のどこかが触れているように座ったり眠ったりしている。

甘えん坊で寂しがりやの Poody は「いつも一緒にいたい」光線を発しているのだ。