ちょっとお出かけ
江戸町火消し
2008.10.18
日光江戸村 EDO WONDERLAND に行って来た。
Poodyも一緒に入れるということがわかったからだった。入場券(ココでは通行手形)を買いに窓口に行くと大人4500円。正直、高いなあ〜と思ったけれどせっかく来たのだからと入ることにして、窓口の列に並ぶと、前にいた女性が「これ割引券、1割引になるよ」とくれた。じつは、江戸村のHPにも割引券があってプリントアウトして持ってこうとして忘れたのだった。親切な方のお陰で無事通行手形も安く買うことが出来た。中に入ると「今日は町火消し資料館と政五郎の家の完成記念式典があるよ」と教えてくれた。
江戸城や城下町を作るために全国から集まった腕の良い大工や左官など数多く職種の職人達を頭となって取り仕切ったのが町鳶のはじまりだ。そして、人々の暮らしの中に起こるあらゆるトラブルを丸く収め、手助けをする粋な法被姿の町鳶は人々の拠り所のような存在だった。江戸時代の建物は木と紙で造られ火に弱くちょっとした出火でも大火になるため、防災の必要に迫られた幕府は町火消しを組織することにした。その町火消しには、町の構造や人々のことをよく知る町鳶が適任だったのだ。そんなカッコイイ本物の町鳶の皆さんがハシゴ乗りや刺又乗りを見せてくれた。滅多に見られないものを見ることが出来てラッキーだった。
Poodyも初めて見る刺又乗りやハシゴ乗りを真剣に見ていた。やっぱり好奇心旺盛で何でも確かめようとしているように思える。
Poodyは江戸村のキャラクターの「にゃんまげ」にも驚きもせずクンクンしてハグしてもらいご機嫌だった。
そろそろ帰ろうと歩いていると、さっきの鳶のおじさんがやって来てPoodyを撫でてくれた。
「ウチにもよ、ゴールデンがいたんだけどよ」
「死んじまってな・・・」
「今でもゴールデンを見ると涙が出らぁ」
やっぱり、町鳶のおじさんはカッコ良くて、涙もろい人情タップリのおじさんだった。