ちょっとお出かけ
近江八幡 八幡堀
2007.09.19
琵琶湖知内浜でのキャンプの帰り道、せっかくここまで来たのだからと近江八幡の八幡堀と近江商人の街並みを見て帰ることにした。八幡堀は以前から一度行ってみたいと思っていたところだ。
近江八幡が商人の町として栄えた理由に八幡堀がある。豊臣秀次が八幡堀を運河として利用することを考え、琵琶湖を往来する全ての船を近江八幡の町に寄港させ、城下町にかつての安土と同じように楽市楽座を取り入れたことにより商人の町として栄えた。
昭和30年頃の高度経済成長期に入ると、八幡堀への人々の関心も生活の変化によって次第に薄れていき、やがて八幡堀はどぶ川のようになり、八幡堀を埋め立てる計画が持ち上がった。しかし「埋め立てたらきっと後悔する」と清掃活動に取り組み、次第にかつての姿を取り戻すようになったという。今でも清掃活動は続けられており、八幡堀は時代劇のロケ地として頻繁に使われている。写真を見て「時代劇で見た」と思われる方も多いと思う。また、写真のように船に乗って八幡堀巡りをすることもできる。
もちろん、ワンコだって乗せてもらえるのだ。(ワンコは無料)
今回は、暑さのために八幡堀だけを見て、近江商人の街並みを散策、安土八幡の水郷巡りをすることは出来なかったが、季節の良いときに、またPoodyと一緒に来てみたいと思う。願わくは八幡堀の水がもっと綺麗になっていればと思っている。