ちょっとお出かけ
みちのく 白河へ
2005.11.13
小峰城趾公園には江戸時代初代藩主、丹羽長重が完成させた小峰城が1868年、戊辰戦争で焼失したため平成3年三重櫓を、平成6年に前御門が史実に基づき復元された。
復元には戊辰戦争で激戦の地となった稲荷山の杉を使用したため、床板や柱には当時の弾痕が残っている。
南湖公園は茶人でもあり和歌にも長じていた、12代白河藩主 松平定信が1801年に造園した回遊式自然公園で『南湖』の名は小峰城の南の湖、李白の詩句『南湖秋水夜無煙』から命名したと伝えられ日本最古の公園されている。大正13年国の史跡名勝となる。
この日は白河の関にも行ってみた。白河の関は奥州三古関と聞いたので箱根関所のような所とばかり思っていたが、5世紀前半頃蝦夷の南下を防ぐために造られ9世紀頃まで使われていた砦とのことだった。
『歌枕』の地としても有名で松尾芭蕉や西行の俳人・歌人が多くの歌を残している。