ちょっとお出かけ

Poody's Holiday
いつもほんわか笑ってるやさしいPoody大好きだよ。

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ちょっとお出かけ

霧ヶ峰とグライダー

2007.04.29

日本のワッサークッペと言われる霧ヶ峰に行って来た。

霧ヶ峰は、例え模型と言えども、グライダーをやっている者にとっては聖地とも言える所だ。ドイツのワッサークッペで、グライダーが気流に乗って何時間も飛び続けるのを見た東大教授で気象学者の藤原咲平博士が気象学の見地から大きな興味を持ち、故郷の諏訪に近いこの霧ヶ峰の地形がよく似ていることから、昭和7年、霧ヶ峰グライダー研究会の設立を提唱して、日本のグライダーが発祥したという特別な場所である。今日は、天気が最高に良く、中央アルプス、南アルプス、富士山、八ヶ岳とまだ雪を頂いた雄大な山々がくっきりと見え、緩やかに起伏した大草原と調和してとてもきれいだった。それに、なにより、グライダーを飛ばすのには最高の環境であることに、つい、気持ちを昂ぶらせてしまう。
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グライダーを空に上げるには、ウインチを使う。ウインチは、1kmもある曳航索を強力なエンジンで巻き取って、グライダーを凧のように3〜400mの高さまで引っ張り上げる。これは、ラジコンでも一緒。ただし、スケール的には1/5位だが。
写真はグライダーの中でも高性能のソアラーと呼ばれる種類で、曳航の最高高度に達して、今、正に曳航索を切り離そうとしている。 
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曳航索を切り離すと、自由になった機体は上昇気流を求めて、旋回を繰り返す。今日は、サーマル(上昇気流)がそれ程強くなかったようだが、何機かは上手くサーマルに乗って、高く高く舞い上がり、視界没となってしまった。写真は、前のページで曳航されていたソアラーで、この後、グングン高度を取っていった。
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滑走路の外れ、丘をやや下がった所に格納庫があった。中には、昭和初期、グライダー発祥の頃の機体が天井から吊されて展示してあった。現在、グライダー博物館の建設を目指して活動中とのこと。できたら、必ず行くぞ!

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