ちょっとお出かけ
道の駅・明治の森 黒磯
2006.04.01
那須の道の駅『明治の森 黒磯』に行ってきた。ここには、農産物直売所に隣接して『青木周蔵 那須別邸がある。 青木周蔵(1844〜1914)はドイツ公使、外務大臣、中米全権大使などを歴任した人物で、ドイツ翁と称されドイツの貴族地主に憧れ、黒磯に青木牧場を開設した。
この洋館は、男爵 松ヶ崎萬長の設計で明治21年に建築され、その後増改築を重ねて明治42年現在のような佇まいになった。 平成10年3月、もとの位置より南東側50mのこの場所に移築復元改修したものだ。 男爵 松ヶ崎萬長(まつがさきつむなが 1858〜1922)は岩倉使節団と共に留学生としてドイツに渡り建築を学び、帰国後は建築技術の交流に尽力した。青木周蔵別邸は我が国に唯一残る萬長の建築物だ。
青木周蔵別邸の裏手に広がる森。散歩には良い所だ。
那珂川河畔公園
那珂川河畔公園にも行ってみた。広い敷地に池があり日本庭園になっていて、カタクリの群生地、水芭蕉やアカメ、花菖蒲なども観賞でき、7月初旬には蛍も見ることができるそうだ。 昨日までの天候は嘘のように暖かで風もなかった今日はワンコと散歩する人、ウォーキングを楽しむ人、広場ではキャッチボールをする人、家族でお弁当を食べる人たちなどで賑わっていた。