一日だけになるかも日記
雨中の月
2006.09.12
日曜日、軽井沢からの帰り道に不思議な気分を味わった。
軽井沢からは上信越、関越、北関東の高速を通って、日光方面から自宅に帰ることにして
122号線を走った。 渡良瀬川沿いを足尾の辺りまで来たとき、遠くの稲光が山々を
黒く映し出していた。
日光宇都宮道路に入ってまもなく、雨が降ってきた。「やっぱり雨が降ってきたね」などと
話していたが、ふと、月が出ていることに気づいた。激しい雨の向こうに明るく綺麗な月が・・・
何とも不思議な雨中の月だ。
これは最近多くなった局地的に降る雨のなせる技でこの日も、しばらく走り続けると、
まるで全く別の場所にワープしたかのように、雨の一粒も降ってはいなかったのだ。
雨中の月も局地的に降った雨越しに、晴れている所の月を見たのだが、そんなことは考えずに
その不思議な感覚を楽しみたかった。
ともあれ、ピンポイントで降る雨、局地的な大雨が降ることが多くなっているのだ。
これも、地球温暖化による異常気象の現れなのだろうか?最近では局地的に降る大雨のことを
「ゲリラ雨」と呼ぶそうだがあまり、聞きたくない呼び名だ。
日本には四季折々自然の呼び名があり、雨の呼び名の中に「月時雨」というのがある。
月明かりの中を通り過ぎる雨のことをそう呼ぶのだそうだ。
いつまでも、四季折々の自然を楽しむことが出来るように心がけたいと思っている。
嬉しく、有り難かった電話
2006.08.16
10日の夜中から帰省していた。
11日の朝、Poodyの歩き方がおかしいのに気がついた。よく見ると左の前足の
人差し指(?)が少し腫れていた。
心配だったのでいつもお世話になっている、のまた先生に電話をして、いろいろアドバイスを
いただいて様子を見ようと思ったが、だんだん腫れてきて、痛みも激しいようなので近くの
病院に行った。 診察してくれた先生が、何か難しい顔をしてPoodyの身体をあちこち
触っているのを見て、だんだん不安になった。
先生の口から出た言葉は「肩口のリンパ腺が腫れていて悪性リンパ腫の疑いがある」だった。
私は心の中で叫んでいた。 そんなはずはない!随分気をつけていたんだから・・・
私はPoodyの足を診てもらいに来たのよ。ぷりんを悪性リンパ腫で見送ったのに、Poodyまで
そんなことになってたまるか!泣きたいような不安な気持ちを振り払いともかく、のまた先生に
この事を報告しなければと、電話で事情を説明し16日に帰ってから診察していただくよう
お願いして電話を切った。
夜、姉と食事をしていると、先生が電話をしてくださってPoodyが足を舐めて炎症を起こして
いたこと、Poodyの年齢で悪性リンパ腫になることは、ごく稀であることなど話してくださり、
旅先で悪性リンパ腫の疑いがあると告げられ不安だろうけれども、あまり心配しすぎないように
とのことだった。
その言葉にどれほど気持ちが楽になったか、本当にうれしく、有り難い電話だった。
そのお陰で、Poodyの足が痛いことを除けば予定通りの夏休みを過ごすことが出来た。
そして、今日 足のレントゲンを撮り骨に異常はないこと、血液検査をし、悪性リンパ腫でも
ないことを確認できて、本当に良かった。
犬の散歩禁止
2006.08.07
昨日、県立中央公園に行ってみた。
引っ越してきて、そんな公園があるのも知らなかったが、新聞に穴場の公園とあったので
Poodyを連れて車で出かけたのだった。
駐車場の日陰になった場所を探してグルッと廻っている時看板が目にはいった。
「犬の散歩禁止!」エッ! ? 公園なのに犬の散歩禁止って・・・あまりのキツイ言い様に
「犬の散歩禁止」って何?としばらくは、主人と顔を見合わせていた。駐車場から公園内に
入る通路にも看板が「絶対入るな」と言わんばかりに立っている。仕方なく公園で遊べると
喜んでピーピー言っているPoodyを宥めながら、家に帰ってきた。
私も、主人も初めての体験だった。それに、正直 腹立たしくもあった。
Poodyを家族として迎えるにあたっては、届け出もし、狂犬病の予防注射も、ワクチンも
トイレの後始末だって、きちんとしている。届け出の時、保健所の係員から「ワンちゃんは
家族と同じですから」と言われた。もちろん、今の日本で何処にでも連れて入って良いと
言うことではないことぐらい、分かっている。しかし「家族と同じ」ワンコと一緒に散歩が
出来ない公園って何だ?と。
ワンコと散歩しても、マナーの悪い人がいて、迷惑している人たちもいることも確かだ。
だが、この日記に以前にも書いたことがあるが、公園にスポーツなど、いろいろな趣味を
楽しむ施設があるのと同じように、ワンコたちが思いきり遊べる場所があっても良いのでは
ないだろうか。あそこも、ここもワンコは入っちゃダメ。ではなく楽しく遊べる場所を
公園にも作って欲しいものだ。